「…。」
『じゅんにわっさいびーん。まさかわったーもこんなことになるとは思ってなくて。』
「…ですって、どうします?知念クン。」
平古場クン達は本当に申し訳なさそうに謝ってくる。
真相を知って驚いたのと安心したのとちょっとがっかりな気持ちと。
それらが混ざって複雑な気分になる。
だけど彼らを責める気はそんなに起きないし、それは隣に居る知念クンだって同じだろう。
「…わんは、もういいと思う。」
「そうですか、それなら俺も許してあげましょう。」
『しんけん?にふぇーでーびる!』
心底ほっとしたように言う彼らは、やっぱり昔とちっとも変ってない。
だけど、ひとつ。ちゃんと言っておかなければいけないことがある。
「でも一つ謝ってもらいたいのは、知念クンが必要のないことで俺に謝らなくてはいけない状況を作ったことです。
知念クンは優しいから何も言わないだろうけど、それじゃあ俺の気が済まないから。」
『寛『ひろ君 わっさいびーん。』』
「べ、別に気にしてない…から、大丈夫。」
『しんけん?』
「うん。」
「よかったですね。」
『ああ、よかったさぁ。』
やっぱり知念クンは優しいから、これくらいの事では怒ったりしない。
そんな彼も昔と全然変わってないな、なんて思う。
「ところでもう一つ聞いておかなければならないことがあるんですが。」
『んー?どうしたー?』
「なんか俺、腰のあたりが異様に痛いんですが。」
「え?」
『『げっ。』』
知念クンは自分の所為だと思ったのか真っ赤になってるけれど、俺は彼らの”げっ”ていう声を聞き逃したりしなかった。
「やっぱり、君達が何かしたの?」
『そ、それは…。』
『もういいばぁ、この際だから正直に話そう。』
『やしが…ゴーヤー…。』
『もー、凛君が言わないならわんが言う。実は…』
* * *
―ふたりをベッドに運ぶシーンまでさかのぼる―
「…あ、そうだ。良い事思いついた。仕返しにちょっと脅かしてやんねー?」
「どうやって?」
「えーとなぁ、くったーの服全部脱がせてふたり一緒のベッドに置いとくの。」
「えー!なにそれ、でーじ面白そう。」
「だろ、やーは永四郎の方脱がせといて。」
「うん。…おいしょっと。重っ…永君意外とおもいでちゅねー。」
「ぷはっ。なんか結構むちむちしてるもんな。」
「あ、ひろ君こうゆうのが好きなんか?ムッツリやさー。くくくっ。」
「だな。…うしっ、こっちは完了。」
「こっちもできた。」
「よし、運ぶぞ。まず寛から。やーは腕持て。いくぞ、せーのっ。」
「よっと。うわ、軽っ!!どうなってるんばー?この体。すっかすかあんに?」
「そうだな。くぬひゃーいつもなに食ってんだ?」
「あ、それわんも知りたい。」
ドサッ
「うっし。次永四郎。せーのっ。…んっ重!ちょ、うわ。」
ゴンッ ドスッ
「んっ」
「あがっ!いってー、かかとぶつけた。」
「ちょっと凛君大丈夫ー?てゆーか今の永君のがいたそうだったさぁ。凄い音した。」
「…でも起きてないな、大したことなかったんじゃね?」
「そうかなー?うめき声上げてたけど…。」
「しんけん?」
「うん。…ばれてもわんの所為じゃないよ、これ。」
「つーかよお、くぬひゃー重いなあ。ぜってー寛より重い。」
「うん、それはわんも思った。」
「だろー?まあいいか、もう一回運ぶぞ。せーのっ。んっ…」
ドサッ
「「ふあー、重。」」
「くははは、ハモッた。」
「よっし、完了!」
「はあ、でーじ疲れたぁ。」
「おおー、そろそろ帰るか。」
「うん、ちょっと待って。ちゃんと布団掛けてあげないと風邪ひいちゃうし。」
「おお、そうだな。」
「ん…平古場…やーは、ゴーヤ…………のしぼり汁…1リットル。」
「ひぃ!」
「…凛君!やばいよやばい!やー殺される!!絶対!」
「……大丈夫。バレなきゃいい。でーじ酔っ払ってるし。明日になれば忘れてるだろ。」
「そうかな?」
「じゃあよ、お詫びにうっちん茶でも置いてくか?」
「そうだな。」
「布団ちゃんと掛けた?」
「うん。」
「よし、そんでお茶置いて、メモでも書いとくか。」
「ああ、そうだね。」
* * *
『ということがあって。』
「…平古場クン…ゴーヤー。」
『ひぃ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!』
「と、言いたいところですけど、今回は君達のおかげって事もありますから。特別に許してあげます。ありがとうね。」
『え?ええーー?』
『永君やっぱ変わったね。』
「そうですか?俺はもともとこんなんでしょう。ねえ知念クン?」
「え?ああ。」
「ほら。」
『そうか?まあそう言うことにしておくさぁ。』
「でも君達もちっとも変わらないよ。悪戯っ子さん達。」
そう言って笑ってやったら、やっぱりなんか前の永四郎と違うって平古場クン達が言った。
知念クンはどちらの意見にも賛成みたいで少しクスっと笑って俺たちの言い合いを聞いてた。
俺たちが今よりももっと若かったあの暑い夏の日には、どうしてこんなに手を焼かせるんだって本当に困ったものだけれど、
今となってはそれもいい思い出だって思う。
それにいたずらも、たまにはこうやって良い結果を生むってことも分かったし。
ね、だから君達はいつまでも変わらずそうやって笑っててよ。
(でもなんなんですか君達。勝手に人の事運んでおいて重い重いって。)
((…。))
(俺だって…ちょっとは気にしてるのに。)
(永四郎、わんはそれくらいが一番好きさぁ。気にすることねーらん。)
(知念クン…。)
(…うわ、なんか始まりそう。)
(はやく切ろうぜ、電話。)
(おお、そうだな。)
ピッ
なんかノリに任せてとんでもなくわけのわからない物を書いてしまったよ。よく理解できなかった方はすみません。
ガンマラーというのはうちなーぐちでいたずら者という意味だそうです。←合っててくれ。
なのでタイトルはきっと甲斐君と平古場君についてですね。
木手君は私のなかでやっぱり酔っ払うとうちなーぐち炸裂とういイメージなのですが、
知念君はなんか…色々ありそう…私が思うに、初期状態だと霊感UP…で、酔いすぎるとなんか壊れちゃう感じがします。
今回の知念君は誘ったら木手君が本当に来ちゃって緊張のあまりぐいぐい飲んじゃった…的な感じですかね。
今回のお話、なんか非常にまとまりがなく…しかも何これ木手君達素っ裸で延々平古場君達の話聞いてるの?とか色々不思議なことがおこっちゃってますけれど…。
ですがそれでもここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました^^