「…あぁ、もう最低…、俺もついに汚い大人の仲間入りだよ。」
「えー、なんで?いいじゃん、気持ちよかったじゃん。」
「だってもう、あぁあぁああぁぁぁっ!なに?これ、…酔った勢いってことでしょ?」
「え?え?何言ってんの?ん?俺は昨日普通に記憶も意識もあったし、…え?酔った勢いってなんの事?さっぱりわからん。」
「ウソつけ、凛もも結構酔ってたくせによぉ。」
「えー…、だって違うのにぃ…、酔った勢いだけじゃなかったもんー、俺はぁ…。」
「え、なに?酔った勢いだけじゃないって。」
「や、それはぁ…アレだわぁ…、俺だって最初から責任とってもらうつもりで抱かれたわぁ…。
え、てかなになに?もしかして、1回ヤッたらポイ?…やぁ、ナイナイ、それは無いわぁ、
…それやったらマジで、お前は汚い大人の仲間入りどころか、代表入り決定だぞ。」
「や、そんな事はしないけど…、なんか悪い事したなぁと、思って…。」
「何が?別に俺、嫌じゃなかったけど?むしろ嬉しかったし。」
「そーなの?…だって、もう、さぁ…、なんかさぁ、俺正直に言うとさぁ、凛の事まだ好きだよ?
だから、何回もより戻したいなぁとか考えたことあったし、昨日も勝手にデート気分でいたよ、…けど、凛はそんなつもり全然なかったでしょ?」
「や、あるだろぉ…、そういうつもり一切なく、俺は元彼と祭りなんか行きませんわぁ。」
「…え?」
「しかも浴衣とか着ちゃって、なんか無駄に気合い入ってるみたいな…、ね。」
「え…、えぇ?」
「やぁ、うん、下心ありあり‥です、‥でした。」
「あ、マジで…、じゃあ、昨日のあれは、ちゃんと心の伴った行為だったという事で間違いないですか。」
「間違いないです、…ね。」
「そっかぁ…、えー、もうなんだー…、よかったぁ、よかったよぉー…。」
「…なぁ、じゃあ、そういう事でいいの?」
「何が?そういう事って?」
「だー!だから、…もっかい俺と付き合ってくれんの?って話。」
「あー、うん、そうだね、そうしようね、………だけど。」
「だけど?」
「今度は姉ちゃんに見つかっても別れるって言わない?」
「ぷっ、言わない。」
「お母さんに見つかっても?」
「言わねーよ。」
「じゃあ、婆ちゃんにバレたら?」
「……言わね。」
「あ、今ちょっと考えただろ。」
「あはっ。」
「えー、じゃあやめよっかなぁ…。」
「冗談だってば、もう家族にバレてるし。俺男しかダメだから、結婚しないからって言ったら、『ふーん。』だってよ…。
あとから姉ちゃんに聞いたって教えられたわ、やっぱりアイツ全部話してやがった。」
「ひゃっひゃ、マジで?」
「おー、マジで気抜けたわ。」
「そっかぁ…、俺経ち前みたいに戻れるかなぁ?」
「戻れる戻れる、俺が前よりもっと楽しくする。」
「あー、なんかワクワクしてきた。」
「な、俺も。」
「とりあえずちゅーしよ、ちゅー。昨日してないじゃん?めっちゃしたい。」
「とりあえずってなんだよ、しかもちゅーって、…中学生か。」
「そうだよ、正直俺はその頃からなんも変わってない気がするもん。」
「うん、変わってねぇ。」
「くっく…、ねぇ、ちゅーは?ちゅー。」
「何だよ、そんなにしたきゃ、自分からしろって。」
「あ…、じゃあいいですわ。」
「はぁ?なんっかムカツクな、それ。」
「あっは、だぁってぇ、凛からがい〜い〜。」
「うはっ、かわいくねぇよ?つか、チューとかいいからもっかいヤリたい。」
「はぁ?朝からぁ?」
「朝から。」
「だからよ、そんな体力無いってば。」
「大丈夫、俺が乗ってやるから。」
「や、そういう問題じゃないし!」
「いいから、ヤろうぜ?」
「だーかーらー!なんかヤるとかって言い方もヤダし!!」
「だー!もう、なに純情ぶってんだしよ、年中発情期のくせして。」
「あぁ!それ言ったらダメだってば、ホントに立たなくなっちゃうんだからね!」
「何だそれー。」
「じゃー、じゃぁ、いいよ?凛がチューしてくれたら、俺も考える。」
「んだ、そのめんどくせぇシステム。」
「ちゅーしたいー。」
「わぁかった、わかったから。」
「舌とか入れないやつだよ?ふにっ、ちゅ、っていうやつ。」
「わかんねぇよ、…注文つけんなら自分からしろよ。」
「ダメ、凛からふにっていうちゅーがしてほしいの。」
「あそう。」



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